現役時の減量導入期のある日の夕食の献立

本記事では減量導入期によく食べていたものを皆さまに紹介したいと思います。

試合前の減量は選手にとって食事の摂取量のさじ加減が非常に難しです。なぜならば単純に摂取を控えれば良いというものではないからです。試合前といえば最後の追い込みの練習もあるので、練習分のカロリーを確保しつつ確実に自分が出場する階級に求められる体重に落として行く必要があります。

しかし、一気に食事の量などを減らして減量を行うと血糖値が急激に下がり貧血を起こしやすくなります。

私の場合は減量の導入期はそれほど一日の摂取カロリーは大きく落とさず、たんぱく質と野菜を多めにとる食事から始めています。糖質は一日2食のうち一食分だけ摂取するという感じで制限を行なっていました。

試合に出ていた頃の減量導入期の夕食メニューを再現




動画はサイズの編集を行うのを忘れたため接写になっていますがご容赦ください。

この料理では炒める時に少量の油を使用するだけです。調味料は塩のみでの味付けになります。今回使用する素材と調味の塩だけで十分に美味しくなるので試してみてください。

動画の材料は2~3人前の量になります。1人前およそ700kcal ~ 800kcalです。

材料の紹介

  • マッシュルーム 一パック
  • 茄子 2本
  • ピーマン 2個
  • トマト 1個
  • 卵 4個
  • ささみ 200g
  • にんにく 2カケ
  • オリーブオイル 少量
  • 塩 適量

作り方のポイント

茄子はあらかじめアク抜き

茄子はあらかじめ塩水でアク抜きしておきましょう

素材はダイス状にカット

ピーマン、ナス、トマトはダイス状にカット。マッシュルームは石づきを中心に4等分

鶏肉は下ゆでして、みはほぐす

鶏肉は沸騰したたっぷりの湯で下ゆでします。茹で時間は4分程度。茹でた後、包丁でささみを粗めにほぐします。

スクランブルエッグを作る

少量の塩を加えた卵をよくとき、極弱火にしたフライパンの上に油をしかずに流し込みます。強火にするとあっという間にフライパンに卵液がひっついてしまいますから、弱火にして卵にとろみがつくまでゴムへら等でかき混ぜます。

フライパンが温まり過ぎた時は、コンロからフライパンを外して濡れ布巾等の上に一旦フライパンを置いて温度を下げます。

卵にとろみがついてきたものの多少ゆるいなと思う程度で火を止めます。あまりとろみが強い状態にしてしまうと余熱で卵が固まってしまうので、多少卵液がゆるい程度で火を止めて余熱で卵の固さを調節します。

素材を炒める

少量のオリーブオイルをフライパンに敷いたら、細かく刻んだニンニクを入れ油に香りをつけます。

その後、マッシュルーム、ピーマン、茄子を入れ一旦これらの素材に火を通したらほぐしたささみを入れて炒めます

最後にトマトを入れ塩で調味したらある程度水分が出るまで炒めます。素材全体がしんなりしてトマトの水分が素材全体に絡んだら出来上がりです。

盛り付け

最後に炒めた素材を皿に盛り、上から半熟状態のスクランブルエッグをかけて出来上がりです。

調理時間は早くて30分程度

完成するまでの工程が多いので料理の段取りをしっかり決めないと時間がかかるかもしれません。動画の手順で調理すればおよそ30分で出来上がりです。

ダイエットする人にはとても腹持ちのいいメニューだと思いますのでぜひレパートリーの一つに加えて見てください。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *